ガーデニア(2014.7.12)

ガーデニア・・・・オオヤエクチナシが咲きました。
アカネ科の常緑低木です。日本を含む東アジアが原産です。
光沢のある長楕円形をした葉と、真っ白な花が印象的。
初夏になると、甘い良い香りが開花を知らせてくれますが、開花は二日間と短命です。

一重咲きと八重咲きがあり、一重のものは秋に実を結びます。
写真の様に、八重の大輪(径6cm)のもの、矮性(樹高が4〜50cm)のものと2種あります。
根が乾燥を嫌うため、地植えの方が管理しやすいかと思います。

こちらは、矮性のもの
部屋中、ジャスミンに似た馥郁たる香りに包まれております。
クチナシの香りは、
ジンチョウゲとキンモクセイに並ぶ3大香木として数えられています。
精油の採取はとても困難で希少とのこと、含有成分は、酢酸ベンジル、リナロール、酢酸リナリル
ターピネオール、メチルアンスラニート、シス−ジャスミンラクトン等が報告されています。
(青島均著;花の香りに健康を求めてより)

クチナシは、漢名を「山梔(サンシ)」といい、その実は「山梔子(サンシシ)」。
漢方薬として、消炎、止血、鎮静、不眠、精神不安などに効果があるようです。
また、飛鳥時代より黄色染料として布地に用いられていましたが、無害なことにより
ご飯や餅に入れたり、現代でも、きんとんやたくあん漬けの着色に用いたりしています。
ワイキキの朝市で買い求めたクチナシのブーケ

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